空の翡翠
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自由の海へ
終わりを切望 屋上へ登る
冷たい風 壊れるために
あれだけで 怖かったのに
どうして こんなにも穏かなのだろう?
世界が反転する
青い海の底へ
自由を求めて ダイビング
優しい人 欲しかった
辛いんだ 生きているのが
みんなに みんなに
罵られ 嫌われて
みんなに みんなに
邪険にされて
それでも
生きてて楽しいなんて言えるの?
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ごめんね
僕のために全てを捧げてくれた
愛おしくて
愛おしい
とても大切な僕の彼女
君が闇へと走るのなら(僕もそれに寄り添いましょう)
君が光を望むなら(僕は君を光に誘いましょう)
僕が一番愛した君の笑顔(それを汚す者は消してみせる)
僕の新しい世界をくれた君へ(最後の言葉を)
闇はとても寒くて 光はとても温かい
手を伸ばし続けて 走り続ける
もうそんな必要はないよ
僕が 君を守るから
ごめんね
僕は君を守れる人だったかな……?
ごめんね
今度こそ二人で光を掴もう
首吊りの連鎖
あんたは言った
物事に根拠なんてない、と
今に分かったよ
世の中ぜんぶ、無意味だよ
優しい女の子がいたんだ
俺の彼女でさ
人の気持ちの分かる子だった
だからかな
人一倍傷つきやすくて
一人でなんでも抱え込んじゃって
ある時彼女が暗い顔してたからさ
どうしたの? って聞いたんだ
そしたら彼女
「お母さんが死んだの」
って泣きながら小さな声で言って
俺はなんて言えばいいのか分からなかった
あんたならなんて言った?
「俺がいるから、泣くな」とでも言った?
あんたはそんな事言わないよな
あんたならきっと、死んじまったから
よくわからねぇーけど
何も言わなかったんじゃねぇの?
面倒は御免のあんただ
何も言わずに、ただ彼女の肩を抱いてあげて
そうすると思うよ、俺は
まあ、あんたがどうするかなんてどうでもいいか
でな、俺は彼女に何も言えなかった
それから日が経つ事に彼女、やつれててさ
だんだん声もかけずらくなって
彼女との縁は、切れたんだ
なんで、気づいてあげられなかったんだろうな
彼女があんなにも思い悩んでいる事に
どうして早く気づいてあげる事ができなかったんだろう
ああ、それはきっと俺の怠惰だな
俺のせいだ
だから彼女は首を吊って自殺した
誰からも心配されず相談相手もいないまま
一人寂しく死んでいったんだ
ああ、先生?
あんたなら今の俺になんて言葉をかけるんだ?
「馬鹿野郎!」か?
それとも「仕方ない」か?
どっちなんだろうな……。
ああ、先生
先生
先生がいてくれれば、俺はもう少しまともに生きれたはずなのに
先生は、自殺しちまったから
もういない
だから俺はただ一人なんだ
一人ぼっち
一人ぼっちで首を吊るのさ
悲しみのステップダンス
さぁ 踊ろうよ転ぼうよ
君が死んでいなくなるまで
眠ろうか 安らかに
君が死んでしまうまで
青い空 澄んだ空気
いつでも空は変わらない
変わっているのは
いつでも僕ら人間
今日も青い空は
いつでもいつでも
僕たちを笑っているんだ
悲しい物語
忘れてしまいたい
でも君がいるから
ここまで来れたんだ
胸の痛みに耐えられたんだ
でも、君は忘れてしまった
ぼくを一人置いて
さぁ 踊ろうよ転ぼうよ
君が死んでいなくなるまで
眠ろうか 安らかに
健やかに 穏やかに
君の眠りを妨げぬよう
さぁ 踊ろうよ転ぼうよ
君が死んでいなくなるまで
眠ろうか 安らかに
穏やかに 健やかに
君が死んでしまうなんて!
僕らは取り残される
一体何が変わってしまったんだ?
いつもの世界が無音に崩れてゆく
音のない崩壊は誰にも気づかれず
ただ被害者の嘆きが闇に響くだけ
満身創痍の身体 息を吸い込んで
走り抜けるのは 所在不明な楽園
だからそっとして 終わる声は囁く
一体何が終わってしまったんだ?
僕の身体は週末の世界に溶けてゆく
音のない崩壊は誰も気づくことなく
僕らの知らぬ間に完結していた
満身創痍の身体 息を吸い込んで
戦いましょうよ 終わりの世界に
だからそっとして 楽園の主は囁く
満身創痍の身体 息を吸い込んで
走り抜けるのは 終わりの世界
だからそっとして 楽園の主は囁く
だからそっとして 楽園の主は囁く
僕らの抜け殻 楽園に置き去り
だからそっとして 僕らは取り残される
セビア色の十一月
セピア色の十一月
古びた公園の
錆びれたブランコ
赤い靴履いてた子どもに
帰るべき家はない
いつか迎えに来てくれるのかな
そう、口に出してみて
枯渇した涙腺を動かしてみる
少女は
顔も知らない両親を待って
十一月に置き去りにされた
へその緒のついた赤ん坊
泣き声受け止める
母の姿は夜の街に消える
凩吹く冬の公園に子どもは
一人置き去りにされた
いつか迎えに来てくれるのかな
そう、流した涙は
誰にも受け止めてもらえない
赤ん坊は
見たこともない両親を待って
十一月に置き去りにされた
誰も悪くない
顔がぐちゃぐちゃで
胴体が切り離されていて
切り離された部分が
黄色く腐敗していて
たまらなく醜い、死
もし、人間全てが平等だと言うならば
死が平等の証拠
誰もが死んで死に方は選べない
自殺なら別かもしれないけれど
そもそも、自殺って不平等のなれの果てだし
どうしてこんな世の中なんだろう
どうして人が自分を殺さなきゃいけないんだろう
誰が悪いの?
何も悪くないんだろう
きっと、何かが悪いなんて言えなくて
何も悪くない
誰も悪くない
だけど、この胸の痛みは消えることない
どうしてこんな世の中なんだろう
どうして人が自分を殺さなきゃいけないんだろう
誰が悪いの?
何も悪くないんだろう
きっと、何かが悪いなんて言えなくて
何も悪くない
誰も悪くない
だけど、この胸の痛みは消えることない
嘘ばかり
嘘ばかり吐いて
素直じゃない君へ
こんな僕からのハナムケ
バイバイ、楽しかったよ
そして、安心したよ
君が、いるべき場所に帰れて
肉の潰れた音
骨の折れた音
そんなものが僕らの日常で
君はよく泣いていたね
よく逃げ出そうとしていたね
僕はそんな君が羨ましくって
憎らしくもあった
ここだけの話
嘘ばかり吐いてた君は
世渡り上手で
僕なんかと大違いだったけど
そんな君も傷ついてたし
僕のことを心配してくれもした
そんな君が僕は大好きだった
けど
君は僕を置いて行ってしまった
別れの言葉も置かずに
そんな君が僕はどうしょうもなく
憎くて、憎くて
肉の潰れた音
骨の折れた音
そんなものが僕らの日常で
僕は何も言わなかったね
よく自分の世界に閉じ籠っていたね
君はそんな僕が哀れで
馬鹿にしてたよね
ここだけの話
君はとっても素直で
一直線なところがあって
屁理屈で
曲がった僕が大嫌いだったね
でも
僕は君のことが大好きだったわけで
君は、どうだったんだろう
嘘ばかり吐いてた君は
あの日に言葉を
僕なんかに言葉を掛けてくれて
どんな言葉だったかよく思い出せない
でも確かに僕を励ましてくれた
そんな君が僕は大好きだった
けど
心から好きだって思えたら
君はいなくなちゃうんだもの
そんな君が僕はどうしょうもなく
悲しくて、悲しくて!
霞道
霞んでゆく道へ
恐れながら足を踏み入れる
冷たい空気が
私の身を裂いてゆく
悲しみに暮れたあの日
金色のセーターだけが
私を温めてくれて
涙だけが
私を冷たくして
あなたを失ってしまった
後悔
あなたを怨んでしまった
後悔
今でも許せなくて
今でも恋しくて
自分の感情に振り回されたまま
霞んでゆく道へ
覚悟を決めながら足を踏み入れる
冷たい夜霧が
私の心を裂いてゆく
悲しみに暮れたあの月
真っ白なベッドだけが
私を癒してくれて
叫び声だけが
私を苦しめて
あなたを失ってしまった
後悔
あなたを怨んでしまった
絶望
今でも許せなくて
今でも恋しくて
許さなきゃ自分が駄目になる
身を切り裂くあの月
優しかったあなただけが
私を包んでくれて
あなただけが
私を切り裂いて
あなたを失ってしまった
あなたを怨んでしまった
後悔
絶望
今でも許せなくて
今でも愛しくて
許さなきゃ自分が駄目になる
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