空の翡翠
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あの日、春の日
こんなにも優しい子なのに
こんなにも重い物を背負っているの?
温かい風が
君の柔らかな黒髪を揺らした
まっすぐ、街並み見つめる
君の横顔が
とても愛らしかった
白く優しい心を持つ君
柔らかい春の陽射しが
どこまでも君を照らし、包む
こんなにも優しい子なのに
どうして この子だけが
こんなにも可愛い子なのに
どうして この子だけが
こんなにも重い物を背負っているの?
いつまでも
君は笑顔を崩すことはなく
まっすぐ、世界見渡していた
君の眼差しが
とても心強く見えた
脆く敏感な心を持つ君
撫でるような春の風が
桜の花びらを空へと、飛ばす
こんなにも優しい子なのに
どうして この子だけが
こんなにも可愛い子なのに
どうして この子だけが
こんなにも悲劇を背負っているの?
こんなにも大好きなのに
どうして 君は
こんなにも大切なのに
どうして 君は
私から離れていこうとするの?
こんなにも君のことを思っているのに
こんなにも抱き締めているのに
どうして 君は
そんな悲しそうな目で見るの?
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