空の翡翠
愛音叫詠
切愛を 叫び詠う
我が声に 光よ宿れ(闇よ叫べ)
金色の鐘の音 遥か紺碧
天色(あまいろ)の声 どこまでも続いて
静寂 震える心を
押し潰し前へ進む
暗い 森の中でさえ
あなたが 私を誘うの
哀愁 胸に殺して
ただ前へと終焉を目指す
闇を 覆い隠す
運命だって
あなたの 温度が
光へと 私を希望に乗せて
閉じた瞳の中に
堕ちた私の姿が映る
射した光のように
私も変われるのかな?
あなたを知らずに
生きてた私の心は
あなたを知ってから
眩く金色に包まれた
切愛 叫び続けて
喉が萎れ枯れて
愛情 求めても
誰にも理解されず
哀愁 押し殺して
ただひたすらにあなたを
想って 叫んで
胸を切り裂く
あなたの 温度が
私を包んでくれた時
すべての世界が 砕け散った
愛した人の温もりは
冷たい心を溶かして
射した光は
私とあなたを包むの
あなたを追い求めた
地獄のような日々
あなたと再会した
今日の この日に
私は生まれ変わるの
不良の台詞 その1
□不良系台詞
No.1
「テメェ、俺の女に手ェ出すんじゃねぇぞ。……この女はな、俺に大切な事を教えてくれた女だ。テメェらの女のようなアバズレ女とは違うんだよぉ! だからな……この女に手を出してみろ。――殺すぞ」
No.2
「引きな。ここはアンタみたいなお坊ちゃんが来る場所じゃないよ。ここはね、いいかい。この街の掃き溜めのような場所さ。アンタみたいな喧嘩もできねぇお坊ちゃんじゃ、ここじゃゴミみたいボロボロにされて捨てられちまうよ」
No.3
「さぁ、行くぜ! こちとら三人も病院送りにされてんだ。だからお返し、っう事で……。いいかテメェら! アイツ等全員ぶっ潰すまで帰れるなと思うなよ!!」
No.4
「くそっ! くそったれ! どうしてアイツはお前を……こ、殺したんだっ! どうして!? 俺が弱いからか?!
そうなんだよなっ! オイ、お前っ……お願いだから、返事をしてくれよ!!」
No.5
「テメェらは下がってろ。ここからは、総長である俺がやる。……よくもやってくれたな、糞野郎。倍返しにしてやるぜ」
ある程度の改変・アドリブは認めます。
後、性転換も。
一行詩 そのいち
静かな夜に響く、幸せのメロディ
悲しみも全部忘れてしまった。幸せなはずなのに
綺麗な声でおぞましい言葉を
陰惨な過去を乗り越えた先には
優しいあなた。馬鹿なあなた
地獄みたい猟奇的だわ醜悪なのよ
白い大空と黒く滲んだわたし
後悔懺悔贖罪と寂寞哀愁悲愁
厭世主義のわたしと理想主義の君
壊れて壊れてまた直して
君を壊してしまうのは仕方ないことなんだよ?
弾け飛ぶように勇気を奮い立てて、悲しみを打ち砕く
限界まで飛び抜けて限界まで通り抜けて
悲観的マリオネットと踊りましょうか
誰にもわかってもらえない、世界でわたしただ一人だけなの
身近に転がっているビー玉を見失っていつも泣いてしまうの
星のように切なく生きて光のように満ち溢れて生きる
心に傷があるの、毎日広がっていく治癒不可能の傷が
絶望的な未来と悲観的な人生の末路
絶望だとしても悲劇だとしても悲惨だとしても、それでも
◎
天魔の囁きに我が身震わせて
紅き宝刀手にし討つは我が身体
絶えぬ想いを口にし悲しき運命をただ背負う
まどろむあなたとともにようこうのもとでまどろむ
無明の闇にてそなたの声を思い出しては涙す
幾千の時月を数えただそなたを待つ
恋情の灯火は消えうることなくただ我の恋意を煽るばかり
朽ちては果てそれでもなお立ち上がる英雄よ
散り桜の御魂は誰も知らぬ
弥生の月よ我を閻魔の元へ連れてゆけ
千年の都に思いを馳せただ過ぎ行く時間を呆けて見る
もしも希望があるのなら
暗い世界だった
そこには何もなく
ただ暗いだけだった
暗くて寒い
まるで独房のような世界
光を射す窓がない
寒さに震えるぼくを
温めてくれる毛布がない
そんな毎日を過ごしているんだ
ぼくは時々思うんだ
ずっとこのままなんだろうか?
暗くて寒い世界に
ずっとこのまま出られないんだろうか?
温かくて希望に満ちた
今の荒んだ心を持つぼくには考えられない
悲しくて辛くて
ずっと寂寞の思いを隠していて
何も変わらない素晴らしくも醜い世界
だけど、もしも
もしも、希望があるとしても
ぼくは幸せに笑うことができるだろうか?
傷心を隠したまま笑うのだろうか
けど、もしも
希望があるのなら
僕は幸せに笑い
温かい毛布に包まり
穏やかな心で
穏やかな愛を囁ければ
優しい未来へ
……行けるの、かな?
光を掴め!
切愛輪廻
復讐の代償は重すぎて
鎮魂花
【Aメロ】
屋上に一輪の花
赤く咲いた花びらは
きれいでやさしくて
私へと手向けられた鎮魂花
【Bメロ】
涙でひりひりする頬
白く傷ついた手首
薬でぼーっとする頭を抱え
私は今日も一人ぼっち
イアホンから流れる曲は空しくて
教室のみんな楽しそう
【Bメロ2】
いつまで一人ぼっちなの?
傷つけて傷ついての繰り返し
こんな醜い私に
逃げ道なんてあるの?
教室の笑い声空々しい
【Cメロ】
逃げるために屋上へ
ろくに生きることもできないまま
死ぬこともできやしない
冷たい風私を追い越して
揺れる花どこか優しくて
【サビ】
いつまでこんなことしてるの?
いつまで逃げ続ければいいの?
優しい花(きみ)は
ただ微笑んで
こんな私にでも
美しく見えて
なぐさめてくれる
優しい やさしい
鎮魂花
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